こんにちは、たつみです!
今回は私が選んだキッチンについてです。
キッチンは住宅設備の中でも使う回数が非常に多く、日々の快適さを求めるうえでも重要になると思います。
そのため、どの商品にするかはとても悩ましいですよね。
私が契約した桧家住宅では、クリナップのステディアとタカラスタンダードのオフェリアのどちらかから選ぶ形でした。
どちらにするかとても迷いましたが、標準仕様や見積内容を比較してタカラスタンダードのオフェリアを選びました。
本記事では、私がオフェリアを選んだ理由、それぞれの特徴と比較について解説します。

本記事は以下の方にオススメ!
- キッチンでオフェリアとステディアで迷っている方
- これからキッチン選びをする方
結論、私がオフェリアを選んだ理由は、掃除のしやすさ、使い勝手、価格の3点を重視したことです。
こちらの理由について、ショールーム見学で感じたことも踏まえて紹介していきたいと思います。
私がオフェリアを選んだ3つの理由
私たちはオフェリアにするかステディアにするか非常に迷いました。
どちらにも優れている点はあったのですが、標準仕様と見積金額をもとにオフェリアにすることにしました。
私がオフェリアを選んだ理由は以下の3つになります。
- ホーローパネルが掃除がしやすい
- ホーロー素材が磁石にくっつくので使い勝手が良い
- 総額がステディアよりも安い
ホーローパネルが掃除がしやすい
タカラスタンダードの代名詞ともいえるのがホーロー素材です。
ホーローは鉄とガラスを組み合わせた素材で、汚れがつきにくくサッと拭くだけで簡単に掃除ができるというメリットがあります。
ショールームでもマジックで書いた汚れをふきんで拭くだけで簡単に落とせるところを見せていただきました。
引き出しの底板、レンジフードのパネルや整流板、キッチン前面や側面のパネルをホーロー素材にすることができます。
特に油汚れがつきやすいキッチンIH周りのパネルやレンジフードがホーロー素材なので、掃除の手間を掛けたくない私にとっては大変助かります。
引用先:タカラスタンダードHPより
ホーロー素材が磁石にくっつくので使い勝手が良い
ホーロー素材は掃除がしやすいだけでなく、磁石につきやすいというメリットがあります。
例えば、お玉やフライ返しなどを壁に引っ掛けたいという場面もあると思いますが、オフェリアではパネルにマグネット付きのフックをつけられます。

わざわざ収納棚に毎回片づけるのも面倒なので、サッと引っ掛けられるのはとても便利だと感じました。
ショールームの見学で磁石のつきやすさも確認しましたが、
多少重いもの(フライパン)でもズレることなく引っ掛けられそうだったので、ぜひ活用したいと感じました。

他にも調味料入れやタブレット(スマホ)置きもパネルにくっつけることができるよ!
総額がステディアよりも安い
基本の金額はオフェリアもステディアも同じなのですが、
私たちの入れたいオプションをすべて入れると18万円ほどステディアの方が高くなりました。
これは、オフェリアでは標準仕様だったマグネットパネルや収納引き出しの底板ステンレスが、ステディアではオプションになるためです。
特に、マグネットパネルの導入は+12万円と非常に高かったです。
見積金額が出るまではオフェリアとステディアで五分五分でしたが、
見積で予想以上の金額差だったため、オフェリアを選ぶことにしました。

代わりに、ステディアはオフェリアよりも耐久性が高いというメリットがあるよ!
予算に余裕があればとても魅力的な商品だと感じました!
ショールームで実感したオフェリアとステディアの違い
ここでは、ショールームで実感したオフェリアとステディアの特徴について解説します。
オフェリア(タカラスタンダード)の特徴
タカラスタンダードのショールームでは、一般的な展示とは別の場所に案内されました。
どうやらオフェリアはビルダー向けの商品のようで、一般発売されていないためだそうです。
オフェリアの参考HP:
https://www.takara-standard.co.jp/product/homebuilder/ofelia
ショールームで説明を受けた中で印象に残ったオフェリアの特徴は、先ほど説明したホーロー素材と豊富なカラーバリエーションです。

オフェリアでは前面引き出し扉の色をなんと33種類の中から選ぶことができました。
色もベージュっぽいものからグレーっぽいものまで、色感もマット木目や鏡面仕立てのものまでさまざまなバリエーションがございます。
さらに、ワークトップや取っ手の色もそれぞれ3種類から選ぶことができるため、組み合わせて自分好みのオリジナルなキッチンを作り上げることができると感じました。

これだけ色が多いと選ぶのに苦労しそうね…

色合いが問題ないか確認することもできるよ!
下の写真のようにショールームで色の組み合わせを確かめたり、タカラスタンダードのHPでカラーシミュレーションを確認したりすることができました。


私は妻の好みを優先して、マット木目のベージュにしたよ!
ステディア(クリナップ)の特徴
クリナップのショールームでは、クリナップの説明を受けました。
ステディアの参考記事:
https://cleanup.jp/kitchen/stedia
印象に残ったステディアの特徴は耐久性の高いステンレスキャビネット、汚れがたまりにくいシンクです。
オフェリアやよくあるキッチンは木製のキャビネットが使われていますが、
ステディアではステンレスのキャビネットが使われております。
ショールームではキャビネットの断面図を見せていただき、枠組み部分がステンレスになっていることが確認できました。
一般的な木製のキャビネットと違って、湿気によるカビやにおいが発生しにくいというメリットがあるそうです。

一般家庭では少ないけど、飲食店とかでよく使われているよね!
また、木製のキャビネットよりも耐久性も高いため、長期間使い続けることができます。
数十年後にリフォームなどでキッチンを交換する必要がなくなるのは、コスト的にも非常にありがたいなと感じました。
引用元:クリナップHPより
2つ目の特徴は流レールシンクです。
シンクの水が手前のレール(流レール)に流れるような勾配がついており、シンクに野菜に切りくずなどのゴミがたまりにくくなっています。
またシンク自体にも特殊なコーティングがされており、油汚れや水アカが残りにくくなっています。
シンクに汚れやゴミが残ることがよくあるので、このような工夫は掃除の手間が省けてとてもありがたいと感じました。
オフェリアとステディアを比較表で整理!
ステディア、オフェリアともに高品質なキッチン商品だと感じました。
完全な私の印象も含んでおりますが、オフェリアとステディアの違いを比較表にまとめました。
オフェリア | ステディア | |
---|---|---|
価格 | 〇 | △ (オプション+でオフェリアより高価) |
耐久性 | 〇 (ホーロー素材は耐久性〇) | ◎ (ステンレスキャビネット) |
色の選択肢 | ◎ (33種類から選択可能) | 〇 (10種類から選択可能) |
掃除のしやすさ | ◎ (ホーロー素材のパネル) | 〇 (流レールシンクなど) |
ワークトップ | 〇 (標準が人造大理石) | 〇 (標準が人造大理石) |
収納力 | 〇 | 〇 |
耐久性の面ではステディア、色の選択肢や掃除のしやすさの面ではオフェリアが優れていると感じました。
ワークトップはどちらも標準が人造大理石だったので、耐久性などはほとんど変わらないと思います。
オフェリアが向いている人・ステディアが向いている人
これらの特徴をもとにオフェリアが向いている人、ステディアが向いている人についてまとめました。
オフェリアが向いている方は以下になります。
- 掃除のしやすいキッチンにしたい方
- 磁石につくなど、使い勝手を重視したい方
- 自分好みの色の組み合わせを選びたい方
- キッチンの予算を抑えたい方
対して、ステディアが向いている人は以下になります。
- キッチンの耐久性を重視したい方
- 将来のリフォームなどにかかるお金を抑えたい方
- 予算に余裕があり、高性能なキッチンを選びたい方

ショールームで見た直観なども重要な判断ポイントになると思うよ!
まとめ:価格と使い勝手でオフェリアにしました!
本記事ではステディアとオフェリアを比較しました。
私たちは最終的に、掃除のしやすさ・使い勝手・価格の3点からオフェリアに決めました。
しかし、どちらも素晴らしいキッチンだと感じました。
耐久性を求める方はステディア、掃除のしやすさを求める方はオフェリアが良いと思いますが、
どちらが良いかは好みにより分かれると思いますので、ぜひショールームで実物を見ながら比較してみてください。
本記事を参考に、皆さんが満足のいくキッチン選びをしていただけると嬉しいです!

ショールームに行くとキッチン本体だけでなく、
オプションの説明も受けるよね!
オフェリアのオプションについての記事もございますので、こちらもご覧ください!
同じ水回り設備でお風呂選びについての記事も載せておりますので、気になる方はこちらもご覧ください!
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