HEMSとは?GX補助金やZEH+補助金のHEMS要件も解説!

HEMSとは? アイキャッチ 住宅設備

こんにちは、たつみです!

本日は、HEMS(ヘムス)について解説していきます。

GX補助金やZEH+の補助金を狙っている方は、HEMSの導入が必須になります。
しかし、そもそもHEMSとは何か、どういったものを導入すれば良いか分からない方が多いと思います!

本記事では、HEMSとは何か?HEMSのメリットとデメリット、GX補助金やZEH+補助金の条件について解説していきます!
また、どういった方がHEMSを導入すべきかについても解説しておりますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

本記事は以下の方にオススメ!

  • HEMSの導入を迷っている方
  • HEMSとは何かを知りたい方
  • GX補助金やZEH+補助金を検討している方

GX補助金についての解説は別記事で記載してますので、こちらをご覧ください。

HEMSとは?

HEMSとは、ホームエネルギーマネジメントの略で、
家庭内の電気の使用量や太陽光の発電量、蓄電池の使用量を確認することができるシステムのことです。

パナソニック(AiSEG2)やシャープ(COCORO ENERGY)から発売されており、下記のようなモニターになります。
このモニターで、太陽光の発電情報のほかに、電気の使用量をどこでどのくらい使用しているのかもわかります。

PanasonocのHEMS AiSEG2の画像

Panasonic社HPより引用

HEMSの中には、モニターではなくPCやスマホのアプリで見れるシステムもあります。

また、一部の機器は家の家電や設備と接続され、家電を制御することもできます。
このような装置をスマートHEMSといいます。

例えば、外出先からお湯はりや玄関の電子錠の制御ができたり、電気を使いすぎた場合はエアコンを自動で弱めることができたりします。

HEMS導入のメリット

HEMS導入のメリットは2点あります!

  • 光熱費削減に繋がる
  • 補助金をもらえる

光熱費削減に繋がる

HEMSのモニターを見ることで、どこでどのくらいの電気を使っているかが分かります。
これにより、どこで節電をすれば良いかが一目で分かり、結果的に光熱費削減に繋がります。

また、スマートHEMSでは電気設備(電気、給湯器等)の自動制御ができるため、自動で電気使用量を減らしてくれます。

補助金をもらえる

後述しますが、HEMS導入によりGX補助金(160万円)やZEH+(90万円)の補助金を貰うことが出来ます。

国の補助金ではGX補助金がありますが、自治体によってはHEMS導入のための補助金もあるので、調べてみることをおすすめします。

例えば、愛知県ではHEMS導入に対して補助金がございます。

愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助) – 愛知県

HEMS導入のデメリット

HEMSのデメリットは、2点あります。

  • 初期費用が高くなる
  • 家電と互換性が無い場合がある

初期費用が高くなる

HEMSの導入には10~20万円かかります。

太陽光パネルや蓄電池のように、HEMS自身が節電に貢献してくれる訳ではないので、コストパフォーマンスが悪いと感じる方もいるかもしれません。

家電と互換性が無い場合がある

家電や設備のメーカーとHEMSのメーカーが異なると、互換性が無く制御ができない場合もございます。

ただし、などメーカーが異なる設備でも対応できる機種も増えてきています。

補助金のHEMS要件について

GX補助金のHEMS要件とは?

GX補助金(160万円)を貰うための条件としてHEMSの導入がございます。

HEMSであれば何でも良い訳ではなく、ECHONET Lite AIF仕様に対応していることが求められています。対応機器はHPに記載されております。

高度エネルギーマネジメントの導入|子育てグリーン住宅支援事業【公式】

ECHONET Lite AIF仕様とは、異なるメーカー同士でも機器接続できる仕様のことです。
これにより、デメリットでも挙げた互換性の問題を解消することができます。

この辺は理解できなくても、ハウスメーカーの方に「GX対応のHEMSを導入したい」ということをお伝えすれば大丈夫だよ!

ZEH+補助金のHEMS要件とは?

ZEH+補助金とは、ZEHよりもさらに環境に配慮した住宅を建てることで90万円もらうことのできる補助金です。
GX補助金よりも金額は安いですが、条件は少し緩くなっております。

HEMSまたは再生可能エネルギーの拡大措置(蓄電池やEV充電器など)のどちらか選択することになっており、必須ではないですがHEMSを入れることで要件を達成しやすくなります。

公募情報(一般公募)|ZEH補助金

HEMSは導入すべきか?

最後にHEMSを導入すべきかについてですが…
GX補助金を取るなら必須、取らないなら無くても良いというのが私の意見です。

GX補助金を取りたい方や、他の条件が達成出来るメーカーであれば導入をおすすめします。
それ以外の方は、導入費用以上の節電効果があるかと言われると正直微妙です。

節電意識が高い方や、太陽光や蓄電池の電気量が気になる方は導入しても良いと思います。

【体験談】我が家のHEMS導入について

私はGX補助金取得予定なのでHEMSを導入予定です!
補助金の条件に無ければ、オプションとして導入することは考えていなかったと思います。

家の電気消費量や太陽光の発電量には少し興味があるので、補助金のために導入できてラッキーと思っています。

ちなみに、我が家ではモニターを設置する形ではなく、電気の使用状況をPCやスマホで見れる形で導入することになります。

まとめ:HEMSはGX補助金を取るなら必須!

本日は、HEMSについて解説しました。

HEMSはGX補助金を取りたい方や、節電や電力の見える化をしたい方にオススメです。

・HEMSにより、モニターでの使用電力の見える化や機器の制御が可能になる。

・HEMS導入により、光熱費削減や補助金取得のメリットがある。

・GX補助金を取るためには、ECHONET Lite AIF仕様のHEMSを導入する必要がある。

HEMSは太陽光パネルとセットで効果を発揮します。

太陽光パネルについての記事はこちらもご覧ください!

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