こんにちは、たつみです！
本記事では、注文住宅での吹き抜け・勾配天井について解説します。
吹き抜けや勾配天井のある家はオシャレに見えますが、いくつかデメリットもあり入れるかどうか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、吹き抜けや勾配天井のメリット・デメリット、吹き抜けや勾配天井がオススメの方、私が吹き抜けや勾配天井を入れなかった理由を解説します。
本記事は以下の方にオススメ！
- 注文住宅で吹き抜け、勾配天井をつけるか迷っている方
- 凝った間取りを作りたい方
吹き抜け・勾配天井について
吹き抜けは1階の天井の一部をくり抜いて、2階と縦方向につなげた空間のことです。
勾配天井は屋根の△部分を利用して、傾斜のある天井にしたものです。
どちらも明るく開放的な空間を演出するために作られるものになります。
2階部分はすべて壁で囲ってしまう場合と、2階の部屋や廊下とつなげる場合がございます。
吹き抜け・勾配天井のメリット
吹き抜け・勾配天井のメリットは以下の3点です。
- 開放的な空間を作れる
- 日当たりが良くなる
- 床を張るよりも安くなる場合がある
開放的な空間を作れる
吹き抜けや勾配天井があることで、ダイナミックで開放的な空間を作ることができます。
特にリビングの一部や全部を吹き抜けや勾配天井にすることが多く、家の中にメリハリをつけることができオシャレな家にすることができます。
日当たりが良くなる
吹き抜けや勾配天井があることで、高い位置の窓から日光を取り入れることができます。
それにより、日当たりの良い部屋やリビングにすることができます。
周りに家やビルが多く日当たりが良くない場合は、吹き抜けや勾配天井を利用すると明るい部屋にすることができます。
床を張るよりも安くなる場合がある(吹き抜け)
吹き抜けを入れると床が無くなるので、床を張る場合よりも安くなります。
2階のスペースが余る場合は、吹き抜けにして価格を安くすることもありだと思います。
金額ルールはメーカーによって異なりますが、
坪単価の1/2になる場合や吹き抜けとしてオプション金額が決まっている場合などがあります。
吹き抜け・勾配天井のデメリット
吹き抜け・勾配天井のデメリットは以下の3点です。
- 冷暖房の効率が悪くなる
- 音やにおいが2階に届く
- 窓の掃除が大変
冷暖房の効率が悪くなる
吹き抜けや勾配天井があることで、冷暖房の効率が悪くなる場合があります。
空調により温めたり冷やしたりする空間が広くなるので、光熱費がかさむことになります。
特に冬は暖かい空気は高いところにいくため、部屋が寒くなりやすいです。
全館空調の家は吹き抜けや勾配天井と相性がいいよ！
また、シーリングファンを入れると空気が循環しやすくなるよ！
音やにおいが2階に届く
1階と2階が空間的につながっているので、音が筒抜けになります。
また、料理中の匂いも2階に届きやすくなるため、匂いが気になる方は注意が必要です。
逆に、音を聞いて家族のつながりを感じたい場合はメリットにもなるね！
窓の掃除が大変
窓や照明器具が手の届かない場所にあるため、掃除が大変になります。
業者に依頼したり、長い棒に雑巾などをつけて掃除する方が多いようですが、お金や手間がかかってしまいます。
また、窓にカーテンを付けた場合も開け閉めができないため、電動シャッターなどをつけて開け閉めする方が多いです。
吹き抜け・勾配天井がオススメの方
吹き抜けや勾配天井がオススメな方は以下の方になります。
- 日当たりが良くなく、高所から太陽光を入れたい方
- 開放的なリビングにしたい方
- 全館空調を入れる方
- 性能よりもオシャレさを重視したい方
吹き抜けや勾配天井はオシャレな空間にできる分、性能面でのデメリットが多いです。
性能面でのデメリットを踏まえたうえで、吹き抜けや勾配天井で家のデザインにこだわりたい方にはオススメです。
また、吹き抜けや勾配天井を入れた場合でも、全館空調やシーリングファンを入れることで冷暖房効率を良くすることができます。
我が家で吹き抜け・勾配天井をつけなかった理由
私が吹き抜けや勾配天井をつけなかった理由は、家の性能を優先したためです。
家の契約前までは吹き抜けを入れるつもりで考えていました。
吹き抜けは家の中でもオシャレな空間というイメージがあったので、こだわりポイントとして入れたいと考えていました。
ですが、家の内装や設備を決める中で断熱性などの家の性能にこだわるようになりました。
吹き抜けを入れると断熱性の点では不利になりますので、我が家では諦めました。
また、勾配天井や吹き抜けを入れると断熱等級にも不利になる可能性があると担当の営業の方から聞きました。
我が家ではGX補助金を受けるために断熱等級6を取る必要があったため、吹き抜けを入れませんでした。
まとめ：デザインにこだわるなら吹き抜け・勾配天井はオススメ！
本記事では吹き抜け・勾配天井について解説しました。
- 吹き抜け・勾配天井を入れることで、開放的で明るい空間を作ることができる。
- 対して、冷暖房効率が悪くなる、匂いや音の問題があるなどのデメリットがある。
- 性能よりもデザインにこだわるなら、吹き抜け・勾配天井はオススメ。
その他、間取りや収納計画について知りたい方が以下の記事もご覧ください。
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