こんにちは、たつみです!
本記事では注文住宅での契約後の増額の原因と対策について解説します。
注文住宅で契約時に見積もりを提示していただきますが、契約後に様々な理由で増額になってしまい予算オーバーになるケースがあります。
予算オーバーになると設備などを考え直さないといけなくなるので、できれば契約後の増額を避けたいですよね…!
本記事では、注文住宅での請負契約後の増額の原因と対策について解説してきます!

本記事は、以下の方におすすめ!
- これから請負契約を結ぶ方
- 契約後の予算オーバーを心配している方
契約後の増額の理由3選
契約後の増額の理由は主に以下の3つです。
- 見積もりで抜けている項目がある
- 実際よりも金額が少ない項目がある
- オプション費用が高くつく
見積もりで抜けている項目がある
増額の原因は、見積で抜けている項目があることです。
いくらになるか分からないので契約段階では抜いているというハウスメーカーもあるので、契約後の増額につながってしまうことがあります。
よく抜けがちな項目は以下のものになります。
- 水道分担金
- 地盤改良費
- ローン保証料
- 補助金申請費用
- 火災保険料

私もローン保証料が後から増えて100万円近く増額になりました…
実際よりも金額が少ない項目がある
見積で入れられているが、実情よりも低く見積もられていることがあります。
特に、外構費用は100~150万円と書かれていることが多いですが、
この金額だと最低限の外構しかできなくなります。
ウッドデッキ、目隠しフェンス、カーポートなど希望の設備をいれると、外構費用は200万円以上になる場合があります。
低く見積もられやすい項目は以下のものになります。
- 外構費用
- 照明代
- カーテン代

私も契約前の見積もりでは150万円でしたが、最新の見積もりでは300万円オーバーです…
参考:【261名に聞いた】外構工事の費用相場 | 実際の事例や部分別の相場について解説│外構・エクステリアパートナーズ
オプション費用が高くつく
見積もりよりオプション費用が高くなることで増額することがあります。
見積にはオプション代が書かれていない、仮で100万円程度入れている場合などがありますが、
さまざまなオプションを入れると簡単に予算オーバーになります。
高くつきやすいオプションの一覧を示します。
- 太陽光パネル、蓄電池
- 全館空調
- 無垢床
- 標準でない屋根材、壁材
- 屋根裏部屋
- フロントオープン食洗機
契約後の増額、予算オーバーの対策3選
相見積もりを取る
対策の1つ目は相見積もりを取ることです。
他社で見積もりを取ることで、抜けている項目や現状より低く見積もられている項目に気づきます。
実際に見積もりを修正してもらってもいいですし、自分でどの程度上がるか計算しておくのも良いと思います。
外構は先に希望を伝えておく
対策の2つ目は外構の希望を契約前に伝えておくことです。
外構費用はこだわる場合とこだわらない場合で費用に大きく差が出てきます。
ウッドデッキ、目隠しフェンス、カーポートなどの導入を考えている方は契約前にあらかじめ伝えておき、希望の設備が入った見積もりにしていただくのが良いと思います。
また、外構費用は土地の大きさによっても大きく変わります。
土地の大きさや形が分かっている場合は、その土地でかかる外構費用を反映してもらうのが良いと思います。
高額なオプションは契約前見積もりに入れてもらう
対策の3つ目は高額なオプションは契約前見積もりに入れていただくことです。
全館空調や太陽光パネルなど高額なオプションは契約前に希望を伝えておき、あらかじめ契約前に見積もりに入れておくことが良いと思います。

私も太陽光パネルは全メーカーの見積もりに入れていただきました!
まとめ:契約前の見積内容はよく確認を!
本記事では注文住宅での契約後の増額の原因と対策について解説しました。
- 抜けている項目や現状より低くなっている項目によって、見積もりから増額になる可能性がある。
- オプション費用増により見積もりから増額になる可能性がある。
- 対策のためには相見積もりによって抜けている項目が無いか比較する必要がある。
- 外構や高額オプションはあらかじめ希望を伝えておくと増額を防げる。
本記事の内容をもとに予算オーバーを防ぎ、満足な家づくりができることを願っております!
契約前のチェックリストについてご覧になりたい方は、以下のページもご覧ください!
コメント